外壁塗装で色を変えるのはアリ?
外壁塗装をきっかけに既存の色からの変更を希望される方もいらっしゃいます。
例えばグレー系のものからクリーム色にしたり、逆にクリーム色から茶色系のちょっと濃い色に変更するなんてことも可能です。
ただ外壁塗装で色を変える場合は、いくつか注意点があります。
まず一つは、周辺環境との調和。
例えば建売住宅で建設された建物の場合ですと、周辺が似たような色合いで統一されていることがあります。
そこで独自のカラーを選択してしまうと、ちょっと奇抜なイメージや浮いた印象になってしまうことがあるので注意が必要です。
そしてもう一つは外構エクステリアとの調和。
お庭の雰囲気と家の雰囲気がマッチしているのか確認しましょう。
お庭は茶色や緑が多いのに、家はグレー一色となると、ちょっと統一性が感じられません。
配色も考えながら外壁や屋根の色は決定していきましょう。
そして薄い色から濃い色に変更する場合は特に問題ありませんが、濃い色から薄い色にする場合は、重ね塗りに対応している業者なのか必ず確認しましょう。
基本的に塗装会社はどこも重ね塗りをしていますが、稀に1回、2回しか塗らない会社もあります。
そうなると将来的に塗装が剥がれて、下の濃い色が浮き出てしまうなんてことも考えられます。
そういった状態を防ぐには、塗膜を厚くする必要があるので、3回の重ね塗りを実行しているのか確認しておきましょう。
2023.07.20